【コラム】vol.14 小さな、成功体験


なんなんだこれ。一体どうすりゃいいんだ。

「おぉ!いいね!」その言葉を見た時の、胸の高鳴りを、僕はいまでも覚えている。きっとHIUでの活動は、そこから始まったのだと思う。

2015年の2月、何者でもない僕が入ったHIUには、マニュアルも何もなかった。いま思えば当然だ。このサロンは、受動的な場ではない。自ら動き、自ら考え、そして周りを巻き込んでいく場。だからこそ、日和見に生きてきた僕は大変戸惑った。でも、今のままじゃダメだ。何かを、変えたい。

そんな気持ちを捨て切れなかった僕は、思い切ってとある食事会のイベントに参加してみた。誰一人知り合いのいない、食事会。ただうなづいていただけの気がする。何も身になるような話は出来なかったと思う。

しかし、僕にとっては、それが小さな一歩だった。

集合

▲クリエイティブ実践企画制作作品

HIUのデザイングループにはクリエイティブ実践企画というものがある。素人がある一点にのみ、プロレベルのスキルを身につけられる企画だ。僕は参加したかったが、仕事の都合で出られなかった。

「また参加できないのか。」

ネットイベントには参加していた僕だが、興味のあるデザインイベントには何一つ参加出来ていなかった。もどかしい。また時間だけが過ぎるのか。食事会からは、既に3ヶ月が過ぎていた。

そんな状況に辟易していると、スレに載っていた出来上がり参考画像が、ふと目に入った。プロの人が作ったものだ。なんとなく、その構図を真似し、内容を面白おかしく変え、画像をスレに載せてみた。何の意味もなかった。ただの思い付きだ。

「おぉ!いいね!」
「ナイスです♪」

顔も知らない、名前も初めて聞いたであろう僕に対し、反応してくれる人達がいたのだ。その中には、あの食事会に参加していた人もいた。

この時何かが変わった気がする。これが僕の2歩目だ。

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何か、スイッチのようなものでも入ったのだろうか。これ以降僕は、参加できるイベントや企画には参加しまくった。

夏合宿の人狼カードデザイン、HIUメンバーのイベントロゴ制作、iPhoneアプリ作成、カート大会、クッキングイベント、グルメ会、恋愛工学勉強会、他サロン交流会のポスター、美容まくら、HIU本編集、ホームページ作成に新商品部の立ち上げ……

正直に言うと、中には失敗や挫折したものもあった。また、これでもアクティブな人と比べると少ない方だと思う。でもそこで出会った人や経験が、次につながる事が多々あった。気付けば、僕は何歩か進んでいた。

HIUメンバーで、まだ踏み出せていない人は多いと思う。でも、退会せずにいるという事は、きっと1歩踏み出したい気持ちがあるハズだ。でなければとうに辞めている。

先ずは、イベントに参加してみてはいかがだろうか。その時は何も起こらないかもしれない。つまらないと感じるかもしれない。でも、参加していく内に知り合いが増え、気付いたら主体的になっている自分に出会うハズだ。

また、これからHIUに入ろうと考えている方々、別に特別じゃなくていいんです。ここは、1歩踏み出す人を応援したい、そんな人達で溢れています。経営者からサラリーマン、フリーターに学生、普通の人から変態まで、みんなが踏み出せる場なんです。

僕は、皆さんのおかげもあり、いま踏み出せているのを実感しています。

自分だけの小さな成功体験、経験してみませんか?

HIUメンバー 熊谷大河

 

yoshi

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HIU運営スタッフ

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