『曇天の那覇 漢気じゃんけん』HIUベーシックインカムレポート【7月】


堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)で5名のメンバーを対象にベーシックインカム実験がスタートした。毎月HIUより10万円が支給され、メンバーはその資金を自身のアクティブな活動の為に使っていく。どう使うかはメンバー次第。果たしてどうなっていくのか!? 毎月レポートを掲載。

曇天の那覇 漢気じゃんけん

HIUでは年に2回、夏と冬に合宿が行われる。今年の夏合宿が沖縄の屋那覇島を舞台に開催された。今回わたしは、サバイバル体験を提供しているヤンバルコビトのスタッフとして参加する機会を得た。

ヤンバルコビトとは:沖縄にある無人島屋那覇島で、サバイバル体験などを提供している。島には風呂やトイレが無く、野生のヤギとニワトリがいる。

合宿開催の2日前に現地入りする予定だったのだが、台風の発生に伴い大阪から那覇への直行便が全て欠航になってしまった。

あれこれ調べてなんとか名古屋から沖縄へ渡るルートを発見する。

終電で名古屋へ移動する。

名古屋駅付近で一泊したのち、無事那覇へ向かうことができた。名古屋駅には初めて降りた。余談だが駅近くのお店は思っていたよりも早く閉まるので、はじめての名古屋で夜遅くに夕飯を取ろうとしている方は、営業時間を確認しておくと良いかと思います。

伊是名島へ渡れず、那覇で一泊

那覇から伊是名島へフェリーで向かい、そこから無人島へと必要な物資を運び入れる予定だったのだが、波が高く伊是名島へ渡ることができなかった。

この日は沖縄本島で一泊することにした。合流したメンバー5人で国際通りを歩いていると大雨が降り出した。

急いでコンビニに入ると誰かが、漢気(おとこぎ)ジャンケンをやろうと言い出した。じゃんけんに勝てば全員分の傘を奢ることができるのだ。

わたしはその、漢気をかけた戦いに見事に勝ち、全員へ傘を奢ることができた。誉れ高い。5人のおじさんを雨から助けることができ、賞賛を受けながら国際通りを歩く。

ところが5分も経たずに雨は止み。傘は不要かつ邪魔なものになり。おじさんたちがすぐに手のひらを返す。漢気の費用は3600円。高い。笑えたのでよしとする。

過酷!雨がつよい!

翌日は、台風の影響で時々強い雨は降るものの、なんとか船を出せることになった。

物資を2日間に分けて運び入れる予定だったところを1日に凝縮したので、荷物の積み下ろしに朝から6時間かかった。

わたしは今年の3月に、会社勤めをやめて以来、ひげを伸ばし続けており、かなり無人島向きの風貌になっている。荷物を運び入れたあと、島にいる間はできるだけ上半身ハダカで過ごした。

漂流者の風貌

火起こしやかまど作りを手伝うあいだ、ここに流れ着いたんですか?住んでるの?というお声がけを多くの人からいただいた。無人島の演出に少しでも役立つことができて嬉しい。乾いた服を確保することもでき一石二鳥だ。

雨のなか過酷な無人島1泊2日だった。合宿を運営するメンバーと参加者全員が、クオリティ高く取捨選択をしていた。できることが限られていたものの、無人島でにぎり寿司をたべ、ホリエモンにお酒を作ってもらい怪我もなく、全員が無事に帰路につくことができた。

雨の無人島を狙って体験することは難しい。楽しく刺激的で得がたい経験であった。

 

レポート執筆者:Satoshi Yamatsu

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HIU運営スタッフ

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