HIUベーシックインカムレポート【9月】『タンザニアからの一時帰国』


堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)で5名のメンバーを対象にベーシックインカム実験がスタートした。毎月HIUより10万円が支給され、メンバーはその資金を自身のアクティブな活動の為に使っていく。どう使うかはメンバー次第。果たしてどうなっていくのか!? 毎月レポートを掲載!

タンザニアで事業を始めるまで

アフリカ生活を始めたばかりだが、8月末に一度日本へ帰ってきた。別に水が合わないとか病気になったとかではないのでご安心を。帰ってきた理由は色々あるが、一つはビザの問題だ。今のタンザニアは行政手続きの進捗がものすごく遅い。

向こうで起業して仕事をするには登記した後に就労許可証と滞在許可証を入手しなければならないのだが、同時に申請することが出来ず、全て揃うまでに今のところ半年以上は掛かってしまうとのこと(ujiie調べ)。それをビジネスビザの期間である3ヶ月の間に手続きを終わらせろというのだから呆れる。また、前回のレポートで説明した気象ビジネスをする場合、例えば日本では気象庁の検査に合格した観測機器から得た気象データでないと一般に公開できない(基準値は世界気象機関で定められている)。

そういった制度があるのかタンザニアの気象庁に確認しに行ったところ、その質問自体が初めてだったようで内部で議論させてくれと言われた。その他質問も含め議論中だがビジネスビザの期間内に終わることもなく、日本での用事もあったので一度日本に帰ってきた。10月中旬ごろにまた戻るが、進展があればタンザニア初の気象会社を作れるので面白くなってくる。逆に進展がなければ他の東アフリカ諸国を回って調査する予定だ。

外に出て感じる日本の良さ

海外に行くたびに思うことだが、やはり日本は過ごしやすい。ご飯も美味しいし、移動手段に困ることもなく、娯楽も充実している。とは言ってもタンザニアに魅力が無いということではなく、アフリカ最高峰のキリマンジャロがあったり、ザンジバルという有名な観光名所があったりと、タンザニアにはタンザニアなりの魅力がある。

写真はタンザニアで食べた「サトー」という名前の魚を揚げたものだが、身がしっかりしていて骨も少なく鮎に似た味で美味しかった。因みにスワヒリ語で魚は「サマキ」というらしく、「サマキのサトー」と日本人にいそうな名前で覚えやすい。これからタンザニアだけでなくアフリカ各国を回るので、このレポートでも色々な国の良さを紹介できたらと思う。HIU内でも現地での生活や活動内容をあげているので、もし興味のある方はHIUに入ってぜひ見ていただけたらと思う。

ゴルフとスワヒリ語と

最近日本で始めたことが2つある。一つはスワヒリ語の勉強である。調べれば意外と日本でもマイナーな言語を学べるところはあるもので、一時帰国中に出来る限りスワヒリ語を学ぼうと、先日体験レッスンをして来た。現地では英語を使って生活しており、政府機関や企業で勤めている人に英語話者が多いので困ることは少ないが、ローカルに行くとスワヒリ語しか通じなくなるので、学んでおくことに越したことはない。

もう一つはゴルフである。今までゴルフをしたことがなかったが、HIUの友人の繋がりで打ちっ放しに行くことになり、ゴルフクラブ一式も譲って頂いたので、9/17にコースを回ることになった。タンザニアでは1000円ほどでコースが回れるので、これを機会に練習しようと思う。HIUに入ってから3年経つが、今まで体験したことのないことを体験するようになり、日々を楽しく過ごしている。HIUの繋がりからアフリカに興味を持ち、会社を辞め、いま実際に気象ビジネスを始めるべく行動している。HIUにより良い意味で人生を狂わせられている気がする。

8月分収支

【収入】

▼ベーシックインカム[100,000円]

▼polcaによるクラウドファンディング[8,000円]※8/15報告からの追加分

【支出】

▼HIU会費[10,800円]

▼奨学金返済[16,258円]

▼家賃[18,870円]

▼書籍(kindle含む)[計11,141円]

• 2030年ジャックアタリの未来予測[1,800円]

• プロフェッショナルの条件 はじめて読むドラッカー (自己実現編) [1,555円]

• 起業のファイナンス 増補改訂版[2,300円]

• 人生の称賛[1,436円]

• 仮想通貨革命[1,296円]

• 逆境エブリデイ[1,242円]

• 全くのゼロからのJクラブのつくりかた[1,512円]

10月中旬ごろにまたタンザニアへ戻る予定のため、航空チケット分として支出

を抑えている。家賃はHIUの方の部屋を借りており、8月分として日割り計算してい

るので安く収まっている。ポーカー好きは逆境エブリデイ必読。単純に面白い。会

員2000人もいればもはや一つの経済圏なので、HIUの活動を通してアフリカ=ujiieを

サロン内で定着させたいなと日々感じているところである。

 

レポート執筆者:Yukihiro Ujiie

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HIU運営スタッフ

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