堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)で5名のメンバーを対象にベーシックインカム実験がスタートした。毎月HIUより10万円が支給され、メンバーはその資金を自身のアクティブな活動の為に使っていく。どう使うかはメンバー次第。果たしてどうなっていくのか!? 毎月レポートを掲載。
ティフォニウムで改めて感じた“つくり込み”の凄さ

今年は体験型アトラクションをより多く巡ると決め、ほぼ毎週どこかしらの施設を回っています。単なる体験者で終わらせず、自分なりに分析し、いつか自分でも形にできるよう知見を溜めていくのが今年のテーマ。その一環で、今回は2度目となる「ティフォニウム」へ行ってきました。
ティフォニウムはHMDを装着し、実際に歩きながら仮想空間を進むウォークスルー型VR体験。都内ではお台場(ダイバーシティ)と新宿(京王プラザホテル)に常設されていますが、今回は新宿店を体験。ホテル内にあるとは思えないほど、エントランスから非日常感が演出され、待機室の段階で既に物語に入り込ませる設計がされています。受付から体験までの導線もスムーズで、世界観を壊さない工夫が随所に感じられました。
今回体験したのはホラー作品「コリドール」。廃墟の洋館を探索し、この屋敷で何が起きたのかを推察しながら脱出を目指す内容です。XRに関わる人間としては、つい「ここすり抜けられないかな」とか「バグないかな」と探してしまいがちですが、空間設計が非常に丁寧で、ちゃんと“壁がある”と感じられる没入感がありました。おそらく開発後もかなりフィードバックを重ねたのだろうと思わせる完成度です。
複数人で楽しめるのも強み。ただ、同じ作品を2度体験したいかというと正直難しい部分もありました。ストーリー分岐はあるものの、体験の軸は変わらない。ただその分、他の作品をぜひ体験したいと思わせるクオリティでした。ホテル常設という形も含め、ビジネス的にも学びの多い施設です。
イマーシブフォート「今際の国のアリス」最後の体験
2月末で閉館してしまうイマーシブフォート。その代表作の一つ「今際の国のアリス」を体験してきました。以前訪れた際は東京リベンジャーズなど複数作品が展開されていましたが、今回はコンテンツが絞られた状態。実は私、原作も映像版もまだ未履修という状態での参加です(笑)。ネタバレにならない程度の事前説明を同僚から受け、いざ参加。
設定は、首輪を装着され、ゲームに失敗すると電撃が流れるというもの。チュートリアルで全員が一度電撃を喰らうのですが…これが想像以上に痛い。「絶対にもう喰らいたくない」と本気で思わせる強度でした。
構成は東京リベンジャーズ同様、約100人の参加者が同一空間に入り、演者がその中に溶け込みながら物語が進行する形式。ただ今回は、他の参加者との交流が重要な鍵になっており、積極的に話しかけないと不利になる設計。自然と全員が交流を始める空間が生まれ、それが非常に面白かった。ヒントも適度に与えられ、謎解きが苦手な人にも優しい設計です。
チーム戦、ソロ戦、騙し合いを経て、私はなんとか首輪を外すことに成功。体感では1割程度が首輪を外せた印象です。正直運の要素も大きかったですが、それも含めてリアルなゲーム感覚。個人的には演者との関わりが多かった東京リベンジャーズの方が好みでしたが、参加者同士のつながりが強い本作も本当に楽しかった。これほどのクオリティが終わってしまうのは本当に惜しいです。またどこかで復活してほしいと心から思います。
東京密室で動線の重要性を学ぶ
XRとは少し毛色が違いますが、北新宿の「東京密室」にも足を運びました。いわゆる王道のリアル脱出ゲーム。今回挑戦したのは「トイレの花子さん」。なぜか最近ホラー続きです。
形式はルーム型、60分制限、ヒントは2回まで。同僚と3人で挑戦しました。良かったのは、入室してすぐ「何をすべきか」が明確な点。最初の謎を解くと、次に調べる場所の方向性が自然に見えてくる設計になっています。謎を解くと電子デバイスが作動し、次の展開へ進む。この“わかりやすさ”がストレスを減らし、没入感を高めていました。
ホラー演出は主に音で驚かせるタイプ。物語が進むにつれて背景も理解でき、ただの謎解きではなくストーリー体験になっているのも良い点でした。最終ギミックで判断を誤り、脱出失敗という悔しい結果に終わりましたが、それもまた次へのモチベーション。
XRであれリアル脱出であれ、結局は「動線」と「物語」が体験の質を決める。今月は改めてそれを強く実感した月でした。
2月分収支
今月の収支詳細を以下に記します。
【収入】
▼ベーシックインカム[100,000円]
【支出】
▼HIU会費[11,000円]
▼アトラクション施設体験費[25,000円]
▼アトラクション内食費[9,000円]
▼各種AIツール[42,000円]
UjiieYukihiro
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