『オリジナルガラムマサラ開発。バイトも始めました』HIUベーシックインカムレポート【2月】


堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)で5名のメンバーを対象にベーシックインカム実験がスタートした。毎月HIUより10万円が支給され、メンバーはその資金を自身のアクティブな活動の為に使っていく。どう使うかはメンバー次第。果たしてどうなっていくのか!? 毎月レポートを掲載。

■オリジナルガラムマサラ


以前から作りたかったガラムマサラがついに。納得のいく調合ができたのでの販売を開始しました。わたしは仙人カリーという名前のカレーブランドを主催しており、週に一度の間借り営業や出張カレーなどカレー周りの仕事をさせてもらってます。家庭で作るカレーライスの仕上げにふりかけると本格的な香が楽しめるタイプのパウダーを作りました。


試行回数は数百回。カレーを作る日々の中で先人たちにアイデアをもらったりしながら形になっていきました。
HIUのメンバーも時々食べにきてくれるのですが、店舗営業を年間50日くらいしかやってないので、今年はもうちょいお店を稼働させようかなと考えています。

■体力はあらゆるものの基本ですから揚重始めました

冬はトレーニングをサボるとメンタルがやられます。わたしの場合はそれはもう顕著ですが、おそらく多くの人も同じではないでしょうか。事業やプライベートででうまくいかないことなどある時に、座ってぐるぐる考え込んでもあまりいい行動に繋がらないのでこういう時はさっさと体を動かすに限ります。

わたしはクロスフィットというスポーツが好きでジムに通っています。ふと、肉体労働系のバイトをすれば筋トレになるしお金も稼げるしいいのでは!?と思いついて建築現場の手伝いを始めました。建築業界で働くことは新しい体験ですし、久しぶりに雇われ仕事をやってみたかったので早速応募しました。面接の時にバイト先の社長に業界の話を聞いたり早速学びがあります。現場ではヘルメットにひらがなで名前と血液型を書くことであったり、危険と隣り合わせでもあることを実感させられます。いかに安全に、かつ何かあったときは迅速に対応できるように経験の中で最適化されているように思いました。建築現場の仕事は想像していたよりも役割が細分化されていて、わたしがはじめたのは揚重(ようじゅう)という職業です。


初めて行った現場は新築マンションの建築現場で、部屋が12部屋あり石膏ボードをひたすら運び入れるというものでした。腕力だけでなく体幹を上手く使って2メートルほどのボードを運んでいきます。慣れている人たちは数枚一気に担ぐのですが、新人は1枚ずつ確実に運びます。
初日は休憩を挟みつつ7時間ほど稼働し、かなりいい運動になりました。筋トレと考えると悪くない給料です。週に一回くらい働いて、夏にはムキムキになってみようと思ってます。最近デスクワークが多かったので気分転換にもなって良い感じです。

 

■重要文化財でイベント企画

大阪市中央公会堂という国指定重要文化財が住んでいる地域にありまして、春にイベントを企画しています。イベントの主催者は美容業界の友人で、私は今回裏方としてお手伝いしています。マルシェのような感じで美容と健康をテーマにした企画なのですが、なにぶん古い建物なので火器厳禁だったりと制限が多々あります。出店者やお客さんに喜んでもらえるように制限の中で調整するのは、パズルを解いてるような快感もあり楽しいです。

中央公会堂は大正7年オープンの歴史的建造物であり、管理が隅々まで行き届いています。主要部分は保護しつつ、エレベーターをつけたりと実際に使えるようアップデートもされています。市民にも安く貸してくれるし、市内の学校の催し物に使われたりなど好きな建物です。


わたしは仕事として毎年クラフトビールを作っているので、醸造のタイミングが合えばお披露目できるなぁと考えています。曽祖父の時代から存在している建物で令和の時代に仕込んだ麦酒を飲むのもロマンがあって嬉しいですね。

 

【使用内訳】
スパイス関連費用 50000円
大工道具購入費用 20000円
移動費用 10000円
HIU会費 11000円

レポート執筆者:Satoshi Yamatsu