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Meta本社で見た、AIとVRのこれから「Meta Connect 2026」
9月末、仕事の出張でアメリカ・カリフォルニア州にあるMeta本社へ行き、「Meta Connect 2026」に参加してきました。 Meta Connectは、Metaが毎年開催している開発者向けの大型カンファレンス。AIやスマートグラス、VR、Horizonなど、Metaがこれからどこへ向かおうとしているのかが一気に発表されます。
普段からXR領域の仕事に関わっていることもあり、一度は現地で見てみたかったイベント。今回もMeta本社での開催ということで、発表内容だけでなく「Metaという会社が今、何に力を入れようとしているのか」を肌で感じられる機会になりました。
今回、大きなテーマの一つだったのが、Metaが発表したパーソナルAIエージェント「Muse」。 これまでの生成AIが「質問すると答えてくれる存在」だとすると、Museはそこからさらに一歩進み、ユーザーに代わって実際に仕事を進めてくれる存在です。
メールや買い物、旅行、仕事など様々なサービスと接続し、バックグラウンドでもタスクを処理していきます。 さらにConnectでは、MuseをAIグラスから利用できるようにすることも発表されました。自分が見ている商品や目の前の情報について、そのままMuseへ質問し、そこからアクションまでお願いできるようになります。
これが個人的にはかなり面白かった。 AI単体が進化しているというより、「AIをどうやって日常生活の中に常駐させるか」というところまでMetaは考えているように感じます。そのインターフェースとして、スマートフォンではなく“グラス”が重要になってくる。 少し前まではスマートグラスとAIは別々の技術として見ていましたが、今回のConnectを見ていると、この二つが急速に一つのプロダクトへまとまり始めている印象を受けました。
そして、XRに関わっている身として今回どうしても触れたいのが、「Meta VR Glasses」です。
まず個人的に嬉しかったのが、製品名にちゃんと「VR」と入っていたこと(笑)
ここ数年はAIグラスやMR、空間コンピューティングという言葉を耳にする機会が増え、「VR」という言葉自体が少し後ろに下がってきたようにも感じていました。 そんな中で、Metaが新しいデバイスに真正面から「VR Glasses」と名付けた。VRに関わる仕事をしている人間としては、これだけでもちょっと嬉しい発表でした。 しかもこれは私の体感ですが、現地会場が一番大きく沸いたのも、VR Glassesが発表された瞬間だったように思います。 なんだかんだで、業界や市場の「もっと軽く、もっと気軽に使えるVRが欲しい」という期待はまだまだ大きいんだな、と感じた瞬間でした。
Meta VR Glassesは約100g。Meta Quest 3のおよそ5分の1まで軽量化され、バッテリーやプロセッサーを外部ユニットへ分離することで、顔に載せる重量を大幅に減らしています。5K Infinite Displayを搭載し、映画、ゲーム、仕事用のマルチディスプレイなど、様々な用途を想定したデバイスになっています。2027年春発売予定で、価格は1,299.99ドル。日本円にするとざっくり20万円前後です。
そして実際に私も装着することができたのですが、めちゃくちゃ軽い。数字で「100g」と聞くのと、実際に頭へ載せてみるのとではかなり印象が違います。 これまでのVR HMDは、「ヘッドセットを装着する」という感覚がどうしてもありました。それがVR Glassesでは、本当に“メガネをかける”側へ一気に近づいている。 従来のHMDと比べると重量は4~5分の1レベル。これまでVR普及の大きなハードルだった「重い」「装着が面倒」という部分がここまで変わると、VRの使われ方自体もかなり変わってくるのではないかと思いました。 まだ価格は約20万円と決して安くはありませんが、こうしたフォームファクターが出てきたことをきっかけに、今後さらに小型化・低価格化が進み、VRがもっと身近なデバイスになってくれると嬉しいところです。
カンファレンス終了後は、そのままMetaのキャンパスへ。 ここからは参加者同士の交流に加えて、テーマごとに分かれたセッションや講演が続きます。メインステージの派手な新製品発表とはまた違い、各プロダクトが今後どのような方向へ進んでいくのか、より具体的な話を聞くことができました。 AI、グラス、VR、Horizonなど、それぞれ別々のプロダクトに見えていたものが、実際にはかなり密接につながり始めていることも今回よく分かりました。 また、キャンパスでは発表されたばかりの最新Meta Ray-Banも購入することができました。
今回MetaはMeta Ray-Ban(Gen 3)をはじめAIグラスのラインナップを大きく拡充しており、年末までにRay-Ban、Oakley、Meta Glassesを合わせて100種類以上を展開する予定だそうです。
そして完全に余談ですが、キャンパスを歩いていたら、目と鼻の先をマーク・ザッカーバーグ本人が普通に歩いていきました。「え、今のザッカーバーグじゃない?」と思っているうちにそのまま通り過ぎてしまいましたが、Meta本社まで来た感が一気に増した瞬間でした(笑)。
今回のMeta Connectで印象的だったのは、単に「新しいVRデバイスが出た」「新しいAIが出た」ということではありません。 MuseのようなAIエージェントが自分の代わりに様々なことを行い、それと常につながるためのAIグラスがあり、より深くデジタル空間へ入るときにはVR Glassesがある。 そして、その中で遊ぶゲームやコンテンツを作る方法自体もAIによって大きく変わろうとしています。
AI、スマートグラス、VR、メタバースが別々に進化するのではなく、一つの大きな流れとしてつながり始めている。現地で発表を見たり、実際にデバイスを触ったり、Metaの方々や各国のクリエイターと話したことで、その方向性をかなり具体的に感じることができました。
今回は仕事での参加でもあったため、各プロダクトの今後の方向性やアップデートについても色々と確認することができました。 ここで得た情報や体験を、単に「面白かった」で終わらせず、これから自分たちがどんな体験を作るのか、これからも活かしていきたいと思います。
9月分収支
今月の収支詳細を以下に記します。
【収入】
▼ベーシックインカム[100,000円]
【支出】
▼HIU会費[11,000円]
▼Meta Ray-ban購入費[84,480円]
UjiieYukihiro
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