『文化のかたち』HIUベーシックインカムレポート【1月】

堀江貴文イノベーション大学校（以下、HIU）で５名のメンバーを対象にベーシックインカム実験がスタートした。毎月HIUより10万円が支給され、メンバーはその資金を自身のアクティブな活動の為に使っていく。どう使うかはメンバー次第。果たしてどうなっていくのか！？ 毎月レポートを掲載。

■漫才文化に触れる

せっかく大阪に住んでいるので、この一年はお笑いの文化に積極的に触れてみようと思います。今月は難波にある漫才劇場へ初めて行ってみました。好きな漫才師が毎月開催している単独イベントに、これまた好きな漫才師がゲスト出演すると知り、観劇デビューにはぴったりの夜です。劇場は超満員で、わたしも立ち見チケットを購入して参加しました。入場待ちの列に並び、発券をしロビーへ進むと劇場が推している芸人さんたちの写真が並んでいます。全く知らない人たちの写真を眺めつつ、大阪という土地に根付くお笑いの文化に興味を惹かれました。劇場へ入りますと、高い天井に満員の客席。配信用カメラの近くに空きスペースをみつけ、ステージを真正面から見ることができました。
お客さんはイベントが終わるとスムーズに劇場を後にします。ここのお客さんにとって劇場へ行くことは特別なイベントではなく、日常の一部として笑いに来ているのだろうなと感じました。
自宅からの徒歩圏内に気軽にお笑いを楽しめる劇場がある環境は、改めて考えるととても文化的で贅沢なものです。散歩がてら劇場へ向かうのも気分が良かったので、これからも気になるイベントには積極的に足を運ぼうと思います。

■出張の楽しみ

仕事の都合で鹿児島県霧島市で1週間ほど過ごしました。出張は食事が何よりも楽しみ。鳥刺や黒豚のとんかつ、チキン南蛮などなどなど現地でこそ美味しく食べれる料理を堪能しました。地元酒蔵の作る焼酎はお湯割りで無限に飲んでいられるおいしさだし(国分という土地の名前を冠した銘柄が気に入りました)、きびなごの天ぷらに刺身など何を食べても美味しく大満足な食生活でした。

空き時間に散歩するのもいい時間です。
ひと懐こい猫がいて撫でさせてもらったり

ホテルの近くにある地元スーパーではヨーグルトが普段の60%OFFで安く売られていたのが嬉しくて、たくさん買おうとしたらレジにも店内にも店員さんが見当たらずお店のオリジナルソングを聴きながら裏口の方まで探しまわるハメになったり。取り立てて人に話すまでもないような小さい出来事が旅を彩りますね。
今回は行けなかった鰻屋さんや温泉宿など気になる場所をいくつか見つけたので、次回出張の楽しみとしてGoogleマップにピンをたくさん刺しました。

 

■初詣

奈良県の大神神社へ、友人のアテンドで参拝しました。巳年である本年は、蛇を祀るこの神社が縁起が良いとのこと。なんだか儲かりそう。
太古の昔からこの地域に人々が集まった経緯など、土地にまつわる解説を聞きながらの参拝は、歴史ロマンを感じられて楽しかったです。神社の由来や都市伝説的な話など諸説ありはっきりしない話題も交えつつ、快晴の空のもと心地よい時間を過ごせました。本殿をはじめとする順路を進んだり、近くにあると噂の遺跡を見つけるべく茶屋の店員さんから情報を得たりと、新年早々RPGをしているような気分で楽しめました。今年はいいことありそうです。

 

【使用内訳】
移動費用　50000円
食費用　30000円
HIU会費　11000円

レポート執筆者：Satoshi Yamatsu