『食べて作ってつながって』HIUベーシックインカムレポート【4月】


堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)で5名のメンバーを対象にベーシックインカム実験がスタートした。毎月HIUより10万円が支給され、メンバーはその資金を自身のアクティブな活動の為に使っていく。どう使うかはメンバー次第。果たしてどうなっていくのか!? 毎月レポートを掲載。

 

■うわさのマクド検証


「なぜかはわからないが他の店舗に比べて美味しい気がする」とSNSで度々話題になる大阪某地方にあるマクドナルド。
X(旧Twitter)で話題になっていたので友人と検証に行くことにしました。かなり並んでいるとの情報もありましたので、なるべく混雑を避けるべく平日昼前に店の最寄駅に集合することにします。待ち合わせした3人中2人が集合時間を間違えたりしながらも無事合流し店内へ。ちょうどテーブル席が空いたのでそちらへ着席しワクワクソワソワしながら注文します。


バーガーが来るまでの間、仮説を立てたり近況報告しながら店内を観察してみます。想像していたよりは、こぢんまりとしていて席数少なめの店内。常連さんと思しきご老人や学生や親子連れなどで、他の店舗同様賑わっています。店内に関しては特に変わったところは無いなぁなどと話しているといよいよ注文した商品が届きます。事前情報通り、確かに整列がやバーガーの包装が丁寧な気がする。。ポテトやナゲットの揚げ物が確かに絶妙に美味しい。バーガーのバンズも心なしかうつくしい。

この日一緒に検証した友人は、2人ともマクドナルドで働いた経験があるので当時のオペレーションなど色々な角度から想像するに、おそらく油の温度管理が上手なのではとの結論に落ち着きました。ポテトなどは一度に大量に揚げたりせず、注文分を都度上げているのではないか。席数の少なさも手間をかけられる要因では無いかと推測します。正解はわからないですし、出来の良いマニュアルを遵守しているということかもしれないですが良い体験でした。行ってよかった。

 

■いちごのある暮らし

今年から、友人がいちご農園を本格的に始めたというので、お手伝いに行ってきました。畑には赤く実ったいちごが一面に広がり、少し甘い香りがビニールハウスの中に漂っています。友人が一人で切り盛りしているということもあり、収穫や仕分け、箱詰めなどの作業を一日手伝いました。農作業は大変でしたが、体を動かすことはとても心地よく清々しく健やかな気分になります。帰り際、「甘さのピークは少し過ぎてるけど」と言いつつたくさんおすそ分けをいただいたので、自宅に戻ってから小豆と合わせて「いちごあんこジャム」作ってみました。
いちごのやさしい酸味と、あんこのまろやかな甘さがうまく混ざり合い、ちょっと贅沢な味わいのジャムが完成。焼きたてのトーストにたっぷり塗って美味しくいただきました。ジャムにしなかった分は冷凍ペーストにして保存してヨーグルトやスムージーに使う予定です。農園にはまだ空きスペースがあり、将来的にはトマトなども育てたいという話も聞きました。もし自宅の近くにあれば定期的に通って、もっと深く関わってみたいところですが、残念ながら少し距離があるのが唯一のネックです。また季節が変わったら手伝いがてら遊びに行きたいと思います。

 

■カレーと音楽とマグロ解体ショー


カレーイベントを開催しているライブバーから、「5周年記念だからぜひ」と声をかけていただき、カレー担当として参加してきました。わたし自身、大阪で間借りカレー屋を営んでいて、こちらのバーとはもう4〜5年のお付き合い。初めてカレーを提供した日のことを思い出しながら、こうして節目のイベントに関われたことにしみじみとした思いが込み上げてきます。


当日は、常連さんも初めての方も入り混じり、大賑わいの雰囲気。バーにゆかりのあるプロのアーティストによるライブはどれも見応えがあり、会場が一体になっていくのが印象的でした。


そしてマグロの解体ショーなんかもあり訳のわからなさが楽しい夜となりました。コロナ禍という難しい時期にオープンして、大変なこともたくさんあっただろうにこれからも永く続いていきそうな力強さを感じさせる、あたたかいイベントでした。次は10周年、その時もまたカレーで関わらせてもらえたら嬉しいです。

【使用内訳】
移動関連費用 50000円
食材関連費用 30000円
HIU会費 11000円

レポート執筆者:Satoshi Yamatsu