堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)で5名のメンバーを対象にベーシックインカム実験がスタートした。毎月HIUより10万円が支給され、メンバーはその資金を自身のアクティブな活動の為に使っていく。どう使うかはメンバー次第。果たしてどうなっていくのか!? 毎月レポートを掲載。
スマホ片手に生き物を探す「ワンダリア横浜」
今年3月に関内駅前にオープンした、DeNA企画・運営の没入型体験施設「ワンダリア横浜」へ行ってきました。一言で表すなら、「巨大な没入映像空間を舞台に、スマホで生き物を探して集めるリアル空間型ゲーム」。森や海、洞窟、空など6つのゾーンを巡りながら、専用アプリを使って壁面に現れる生き物を集めていきます。
感覚としては、高性能なデジタルスタンプラリーとゲームを組み合わせたような体験。映像の中にスマホを向けると生き物を認識し、アプリ上のカードが埋まっていきます。レアな生き物や擬態している個体もいるため、「あと1匹どこだ?」と探しているうちに、気づけばかなり夢中に。リアル空間で遊ぶ「ポケモンスナップ」のような感覚が近いかもしれません。映像のクオリティも高く、空間そのものへの没入感も十分にありました。
一方で、全エリアで基本的に生き物を探し続けるため、後半になると少し作業ゲー感も。また、家族と訪れても、それぞれが自分のスマホ画面に集中してしまい、「みんなで同じ体験をしている」という感覚が薄くなるのは少し惜しいところでした。長時間スマホを構えるので腕や首も地味に疲れます(笑)。バッテリー消費も激しいので、モバイルバッテリーは持っていった方が安心です。
チームラボのように空間そのものを五感で楽しむ施設とは違い、こちらはかなり“ゲーム寄り”。技術的にもゲーム性としても面白かったので、今後さらに体験のバリエーションや複数人で協力する要素などが加わったら、もっと面白くなりそうだと感じました。
“買う場所”から“体験する場所”へ、ポケモンセンター名古屋
愛知県へ行く機会があったので、久しぶりに名古屋・栄周辺を散策してきました。そこで立ち寄ったのが、名古屋PARCOにあるポケモンセンターナゴヤ。昔はオアシス21にあった記憶がありますが、’24年10月に現在の場所へ移転・リニューアルしたそうです。
久々にポケモンセンターへ行って驚いたのが、もはや単純な「グッズを買うお店」ではなく、店舗自体が一つのコンテンツになっていること。入口にはピカチュウとセレビィのオブジェと大型モニターが設置され、名古屋の街を舞台にした映像が流れていました。セレビィが実際に動く演出もあり、入店する前から思わず足を止めてしまいます。
店内にも巨大な木や黄金のコイキングなど、写真を撮りたくなる仕掛けが多数。特に黄金のコイキングは、名古屋城の金のしゃちほこを連想させるデザインで、地域性もしっかり取り入れられていました。さらにタイミングよくグリーティングも開催されていて、ピカチュウとケロマツにも遭遇。グッズ売場以外にもポケモンカードステーションやポケモン図鑑など、遊べる要素が用意されています。
ナゴヤ限定の商品も多くあり、「他の地域のポケセンも見てみたい」と思わせる仕掛けも上手い。ポケモンファンはもちろん、キャラクターを知っている程度の人でも楽しめる場所になっているのが印象的でした。
個人的には、もう少し触ったり参加したりできるインタラクティブな仕掛けが増えると、さらに面白くなりそう。とはいえ、物販店そのものを体験型コンテンツにするという点では非常に参考になりました。ポケモンセンターも時代に合わせて進化しているんだなと実感した一日でした。
Meta AIの体験型プロモーション
8月末、渋谷で開催されていた「Meta AI Convenience Store」へ行ってきました。コンセプトは、Meta AIを使って「あえて不便につくられたコンビニ」で買い物をするというもの。AIの機能を展示して説明するのではなく、イベントの中で実際に使わせる体験型イベントです。
待ち時間は約10分で、その間にMeta AIアプリをダウンロードしてアカウント登録。入店後にルール説明を受け、買い物かごと探す商品が記されたお題ボードを受け取ります。
ただし、商品名はそのまま書かれていません。モールス信号や文字列などの暗号になっていて、Meta AIの画像認識を使って「これは何を意味しているのか」を解析しながら商品を探します。制限時間は10分。無事に商品を集めたら、最後はレジでMeta Ray-Banの翻訳機能を使い、外国語を話す店員とコミュニケーションしてゴールです。
面白かったのは、AIの使い方をほとんど説明していないこと。「画像認識ではこんなことができます」と紹介するのではなく、目の前の問題を解決しようとすると自然にMeta AIを使うことになる。この設計は、新しい技術を一般の人に理解してもらう方法として非常に分かりやすいと感じました。
一方で、エンタメとして見ると少し物足りなさも。「AIに聞く→答えを探す」という流れが中心なので、謎解きとしての驚きや競争性、ストーリーへの没入感はそこまで強くありませんでした。
だからこそ、今後AIを使った体験を作るなら、「AIを体験する」こと自体を目的にするのではなく、何かを攻略するための道具として自然にAIを使わせる設計が面白そうだと感じました。ストーリーや協力・対戦、制限時間、報酬などと組み合わせれば、もっとエンタメに振り切れるはず。
「新しい技術を説明する」のではなく、「遊んでいたら、いつの間にか使い方と価値が分かっていた」。そんな体験設計は、AIに限らず、これから新しいプロダクトを世の中へ広げていく上で重要になっていきそうだと感じました。
8月分収支
今月の収支詳細を以下に記します。
【収入】
▼ベーシックインカム[100,000円]
【支出】
▼HIU会費[11,000円]
▼アトラクション施設体験費[3,200円]
▼名古屋移動費[22,000円]
▼各種AIツール[55,000円]
UjiieYukihiro
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