『一週間密着!ミュージカル「クリスマスキャロル」の舞台裏』HIUベーシックインカムレポート【12月】


堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)では、5名のメンバーを対象にしたベーシックインカム実験が開始されました。HIUは毎月10万円を支給し、メンバーはこの資金を自身の活動に自由に活用できます。資金の使い道は完全にメンバーの裁量に委ねられています。この実験の進行状況は、毎月のレポートでお伝えしていきます!

 

WAGYUMAFIAのフルコースとミュージカル「クリスマスキャロル」の体験

WAGYUMAFIAが提供する絶品フルコースと飲み放題のドリンクがセットになったミュージカル『クリスマスキャロル』を体験しました。このミュージカルは、1843年に出版された英国の文豪チャールズ・ディケンズによる小説『クリスマスキャロル』を基にミュージカル化されたものです。今月はミュージカルを鑑賞するだけでなく、スタッフとしても参加するという貴重な経験を得ることができました。

私自身、ミュージカル音楽が特に好きで、『レ・ミゼラブル』や『オペラ座の怪人』をよく聴きます。しかし、実際にミュージカルの現場に関わることで、鑑賞するだけでは得られない多くの学びがあったのではないかと感じました。

WAGYUMAFIAのフルコースとの組み合わせは、五感すべてを楽しませてくれる贅沢な体験でした。料理とエンターテイメントが融合したこの演出は記憶にも鮮明に残りそうです。今回のミュージカルに参加したきっかけは、演劇を観るだけではなく、食べながら飲みながら楽しむというユニークなコンセプトに惹かれたからです。堀江貴文さんがプロデュースする和牛ユニット「WAGYUMAFIA」のフルコースが用意され、『クリスマスキャロル』の世界観を見事に再現していました。

特に興味を持ったのは、料理の提供タイミングとメニュー構成です。演劇の進行に合わせて料理が提供され、物語の世界観と料理がどのように連動しているかという点は非常に興味深いものでした。視覚(演劇)、聴覚(音楽)、味覚・嗅覚(料理)、触覚(食事体験)が組み合わさり、これが「マルチモーダル体験」の典型例だと思います。このような新たな試みは堀江さんらしい大胆な挑戦と言えるでしょう。

また、HIU内で行われた舞台稽古の見学会にも参加しました。稽古では実際のセットを用いて部分ごとに練習が行われており、完成された舞台では気づきにくい細かな調整や工夫を見ることができました。特に印象的だったのは、スクルージが入る棺桶のドアの開閉に苦労していた場面です。こうした細部へのこだわりは「プロセスの重要性」を象徴しており、完成された舞台が細かな努力の積み重ねで成り立っていることを実感しました。

さらに、舞台ツラ(先端)の「バミリ」が数字で表記されていた点にも驚きました。通常はT字テープなどで記されるのですが、今回は数字で指示を行っており、「0番に立って」や「0番から1番へ移動」といった直感的な指示が印象的でした。この合理的なシステムは演者の認知負荷を軽減し、演出家や振付師にも指示を出しやすくする利点があります。舞台芸術においても効率性を追求する工夫が進んでいることを感じさせられる場面でした。

公演前日には、会場への荷物搬入スタッフとしても活動しました。舞台が完成するまでのプロセスを直接体験できたのは貴重な経験です。私の身体的な制約を考慮し、台車を使ってドリンクを運ぶ役割を担当しました。このような共同作業を通じて、チームの絆を深める喜びを味わい、本番へ向けた士気を高める重要な役割を担うことができました。

舞台本番では、客席迫りという高度な舞台装置が使用されており、照明や大道具の動きに感動しました。これも舞台技術の一端であり、多くの技術者と演者が一丸となって舞台を作り上げていることを改めて感じました。

稽古見学から搬入作業、本番鑑賞に至るまで、舞台制作の全工程を体験することで、単なる観客では味わえない深い感動を得ることができました。料理、演劇、舞台技術の全てが融合したこの特別な体験は、まさに五感で楽しむ芸術の真髄でした。

 

面白くて笑いあり涙ありの演劇と美味しすぎてヤバい料理が連動した「クリスマス・キャロル」

スーツ姿で訪れたミュージカル『クリスマスキャロル』。ドレスコードは特に指定されていませんでしたが、会場設定が「ロンドンの大金持ちスクルージ家のクリスマスパーティー」と聞いた瞬間、「普段着では場に浮いてしまう」と直感しました。案の定、会場に足を踏み入れると、まるでヴィクトリア朝時代にタイムスリップしたかのような光景が広がっていました。白と赤のテーブルクロスのコントラストは、雪と炎を思わせる幻想的な雰囲気を醸し出し、テーブルのクリスマス飾りは温かい光で彩られていました。

今回のミュージカルは、演劇と料理が見事に融合した特別な体験でした。前菜だけでも、19世紀ロンドンの上流階級の食卓を彷彿とさせる豪華さでした。

まず目を引いたのは、リーフサラダとブッラータチーズに、割烹くろぎさんが取り扱う高級オシェトラキャビアを添えたゆで卵。一口食べると、まるで『クリスマスキャロル』の世界に迷い込んだような感覚に。さらに、1830年代の資本家や貴族だけが味わえたという伝説のミートパイが登場。現代日本の石垣島銘柄美崎牛を使用し、アップグレードされたその味わいは、スクルージすら驚くほどの贅沢さだったでしょう(笑)。

その他にも、炙りレストランジャパンさん提供の炙りマグロのカルパッチョや、北海道エーデルワイスファームの手作りソーセージ(1920年代ドイツの伝統製法によるもの)など、料理のラインナップは多彩でした。メインディッシュの美崎牛ラザニアは、層になった牛肉の旨味が口の中でダンスをしているかのようで、もはや芸術作品のようでした。

休憩時間には、劇中に登場するケイト先生のスープが提供されました。原作では質素な料理として描かれていますが、このスープはしっかりとした肉入りで、豪華にアレンジされていました。ケイト先生とスクルージの関係性の進展を思い起こしながら味わうと、感慨深さが一層深まりました。

極めつけは、冷凍技術が存在しなかった1830年代において資本家と貴族の特権だったローストビーフ。この作品では、美崎牛や神戸牛で再現され、当時の味覚を現代に蘇らせていました。さらに、VIP席と天望ビューシートの特権として、堀江貴文さんがイタリア・アルバから直接持ち帰った新鮮な白トリュフが添えられ、その独特な芳香は「香りの宝石」と呼ぶにふさわしいものでした。

終演後のデザートとして登場したのは、北イタリアから持ち帰られた脂肪分豊富なヘーゼルナッツ(世界三大ナッツの一つ)を使用したクリスマスプディング。一口食べた瞬間、濃厚なナッツの風味が口いっぱいに広がり、物語の温かいエンディングを味覚でも体験できました。

特に感動したのは、美味しい料理を提供するだけでなく、1830年代という時代背景まで忠実に再現しようとする制作陣のこだわりです。「歴史を食べる」とでも言うべき、なんとも贅沢な体験でした。

フリードリンクコーナーも印象的で、氷水に浸された多種多様な飲み物と、横に並べられた美しいお菓子たちがまるで宝石箱のように輝いていました。視覚的な美しさも含めて、五感すべてで楽しめる演出でした。

最大の驚きは、天望ビューシートにいた私の隣に、堀江貴文さんがサンタクロースの衣装で登場したことでした。本物のホリエモンサンタに出会えるとは予想もしていませんでした(笑)。クリスマスプレゼントとしてサイン入りの著書『本音で生きる』(SB新書)をいただいた際には、感動で言葉が出ませんでした。以前から読みたいと思っていた本だったので、最高のプレゼントとなりました。

さらに驚いたのは、劇中のバーテンダー役の方が直接日本酒をサーブしてくださったこと。協賛スポンサーの平和酒造さん提供の純米吟醸酒『紀土-KID-』のしぼりたては、フルーティーな香りと果実のような甘さが広がり、絶品でした。帰宅後ももう一度味わいたいと思えるほどの美味しさです。

この一夜はまさに五感すべてを満たす、忘れられない特別な体験でした。

 

スクルージ家の給仕役として、スタッフ参加

公演初日は観客として会場を訪れ、残りの4日間はスタッフとして参加しました。連日の立ち仕事で足が痛み、血豆までできてしまいましたが、多くの課題や改善点を発見する貴重な経験となりました。

今回、HIUのスタッフは「スクルージ家の給仕役」という設定で、お客様をおもてなしする芝居の中の登場人物として役割を果たしました。私は最初、受付補助を担当しましたが、コミュニケーション力の不足を感じ、すぐにクローク係へ異動となりました。

公演2日目のクロークは非常に忙しく、お客様をお待たせしてしまう場面もありました。その経験を踏まえ、公演3日目からは運営方法を大きく見直しました。一番工夫した点は、番号を探しやすくするための目印を多数設置したことです。番号順に整理し、余った段ボールを活用して荷物の位置を視覚的に分かりやすくすることで、お客様への対応スピードを向上させることができました。

そして公演がすべて終わり、解体作業に入りました。少し寂しさを感じながらも、このミュージカルを通じて多くの学びを得られたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

今月も、HIUなど、DMMオンラインサロン入会継続¥10,800-をはじめ、ホリエモンチャンネル¥3,684-、NewsPicksアカデミア¥5,000-、クラシック音楽専門音楽配信サービス¥1,998-、モバイルWi-Fi¥5,142-、会員制の勉強・仕事場空間 academyhills六本木ヒルズライブラリー¥9,000-、ニコニコ動画「メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」」¥540-、パレオチャンネル¥540-、メンタリストDaiGo&つっしーのメンタル料理講座¥540-、PLANETS CLUB¥4,980-に使用。

 

レポート執筆者:床次 佳浩 / Yoshihiro Tokonami

編集:D-Lab AIチャンネル「D-Lab AI」
https://daigovideolab.jp/ai/landing
校閲:Microsoft「Copilot Pro」
https://www.bing.com/chat?q=Bing+AI&FORM=hpcodx