『お知らせがあります。先月のオンライン演奏会がきっかけでTOKYO FMへ出演。そして』HIUベーシックインカムレポート【6月】


堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)で5名のメンバーを対象にベーシックインカム実験がスタートした。毎月HIUより10万円が支給され、メンバーはその資金を自身のアクティブな活動の為に使っていく。どう使うかはメンバー次第。果たしてどうなっていくのか!? 毎月レポートを掲載!

 

 

TOKYO FMからの一通が変えた夜

ある日、SNSに一通のメッセージが届きました。何気なく開いてみると、送り主はTOKYO FM。番組『HONDA SMILE MISSION』への出演依頼でした。最初は半信半疑でしたが、5月に行った私のオンライン・ピアノ演奏会を番組の方が視聴してくださっており、それがきっかけだったそうです。

さらに心が躍ったのは、この番組の提供がHondaであること。いつか乗ってみたいと密かに憧れているプライベートジェットHondaJetを製造する、あのHondaです。そんな企業がスポンサーの番組から声をかけていただけたことに、素直に胸が高鳴りました。

番組のコンセプトは「全国を巡り、誰かを笑顔にしている人の取り組みを取材する」。つまり、私の活動が誰かを笑顔にする価値があると社会的に認められた瞬間でもありました。放送は約10分という短い尺ながら、丁寧に紹介していただき、どんな賛辞よりもうれしく感じました。

依頼から収録までは、なんと3日。通常なら「準備が間に合わない」と見送る選択もあるでしょうが、面白い話はスピードが命。こうした急展開こそ大好物です。

収録はWeb会議システムZoomによるリモート形式。お相手の太田唯さんのお顔を拝見しながらお話しできたのは大きかったです。表情が見えるだけで安心感が違い、コミュニケーションの質も格段に上がります。和やかで密度の高い時間になったのは、太田さんのプロフェッショナルな進行と、この「顔が見える」安心感の賜物でした。

ここからは私のこだわりですが、こうした場面で音質には妥協しません。PCの内蔵マイクは使わず、プロも用いるZOOM社のハンディレコーダー「H6/BLK」をマイクとして使用しました。相手にクリアな音声を届けることは、対談における最低限のマナーであり相手への敬意だと考えているからです。音質が悪いと、相手は無意識に聴き取りの負荷を強いられ、内容に集中できなくなってしまいます。

実際、収録中には「とても聴き取りやすいです!」とのお言葉をいただきました。日頃の準備と投資が正しかったことの証であり、最高の褒め言葉でした。

結局、チャンスは準備のあるところにしか来ない。仮に訪れても、準備がなければつかめません。いつ声がかかっても最高のパフォーマンスを発揮できるよう、知識と機材への継続的な投資を惜しまない――それが、チャンスをものにする唯一の方法だと改めて実感しました。

 

知られなければ存在しない──SNS広報の失敗とアーカイブでの巻き返し

先日、「第2回スナック堀江万博」というイベントが開催され、私は前回に続き、SNSでの広報と当日のZoom配信の録画を担当しました。

結論から申し上げると、今回は個人的に大きな悔しさが残りました。収支はかろうじて黒字でしたが、集客は想定に届かず。会場のポテンシャルを考えれば、より多くの方にお越しいただけたはずで、この結果は私の力不足です。

敗因は明確です。告知期間が短すぎたこと。開催まで1週間というタイトな日程のなかで、前回と同様の手法でSNS告知を行った結果、情報が十分に広がり切る前に本番を迎えてしまいました。

この悔しさは、アーカイブ販売で必ず晴らします。ご視聴いただいた方に「行けばよかった」と思っていただける品質の映像に仕上げ、安定した黒字へとつなげる――それが今回の私の責務です。

どれほど良いイベントでも、知られなければ存在しないのと同じ。今回の経験で、マーケティングとスケジューリングの重要性を痛感しました。次に同様の機会があれば、最低でも1か月前から戦略的に告知を仕掛けていきます。貴重な学びでした。

もちろん、「残念でした」で終わらせるわけにはいきません。ここからどう巻き返すかに集中しました。まず取り組んだのは知識への投資です。野沢直人さんの『逆襲の広報』やメンタリストDaiGoさんの『トークいらずの営業術』などを読み込み、手法を根本から見直しました。

そのうえで、HIUでの経験談も交えながら、これまでとは切り口を変えたSNS発信を実施。すると、投稿した日には確かにチケット売上がわずかに伸びました。正しい知識に基づく行動は、小さくても結果につながる――その確信を得られたのは大きな収穫です。

一方で、私たちのビジネスモデルの弱点も浮き彫りになりました。すなわち、著名人の影響力に依存しないと大きな集客が難しい点です。外部要因に左右されやすい構造は脆弱で、継続性に課題があると認識しました。

Facebookで告知が十分に届かなかったのも同根です。プラットフォームの特性を理解せず、情報を流すだけでは心に届かない――ここも改善すべき課題です。

次の目標は、他者の知名度に頼らず、私自身の価値と発信力で人を集めること。そのために、horiemon.comへの寄稿のように、単なるイベント告知ではなく知見や専門性を発信できる場を積極的に確保していきます。使える手はすべて使い、必要なら自ら手段を生み出す覚悟で、次は確かな成果を示します。

 

事務所という武器を手に

今月も、HIUなどDMMオンラインサロン入会継続¥11,000-をはじめ、ホリエモンチャンネル¥880-、クラシック音楽専門音楽配信サービス「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」¥2,035-、ニコニコ動画「メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」」¥550-、あらゆる領域の映像制作を後押しするオンライン・コミュニティ「UMU TOKYO」¥2,700-、グラフィックデザイン及び動画編集、ウェブデザインのアプリケーションソフトウェアを利用できる「Adobe Creative Cloud」¥5,478-に使用する。

 

先日のオンライン演奏会には、思いがけない副産物がありました。あの配信をきっかけに、**6月1日付で「タカモト・プロダクション」**に所属することになったのです。人生は本当に予測がつきません。

事務所所属により、音楽イベントの運営支援や、プロの現場で活動するためのバックアップ体制を得ました。自分の成長を加速させる環境が、ようやく整ったと感じています。

所属決定後は、社長や先輩タレントの皆さんと週に2〜3回というハイペースでお会いしていますが、これが実に刺激的です。彼らの放つオーラは、生まれつきの才能というより、「見られること」への覚悟徹底した自己プロデュースの積み重ねから生まれるものだと実感しています。立ち居振る舞いや言葉の一つひとつが商品であり、周囲に影響を与える――そのプロ意識が独特の輝きを形づくっているのでしょう。

こうしたプロフェッショナルに囲まれると、否応なく自分の現在地を思い知らされます。同時に、「自分もこの世界の住人になる」という覚悟が腹の底から湧いてきました。

そこで来月は「自己変革」の1か月にします。これまでのアマチュアとしての自分を客観的に受け入れ、不要なプライドは手放す。プロに必要なマインドセットとスキルを徹底的に身につける覚悟です。最高の環境は手に入りました。あとは、その環境を最大限に生かせるかどうかにかかっています。

そして早くも、プロとしての最初の評価の場が決まりました。事務所所属後、初めてのリアル演奏会です。8月3日(月)19時20分開演、東京・中野「なかの芸能小劇場」。私の新しい物語は、ここから始まります。

率直に言えば、今のままステージに立っても、満足いただけないでしょう。ピアノを弾けるアマチュアは世の中に数多くいます。だからこの期間は、単なる練習ではなく、自分を根本から作り変える「自己改造期間」と位置づけます。これまで目を背けてきた弱さや甘さを受け止め、そのうえでプロとして戦える人間に生まれ変わる。言うは易く行うは難しですが、やり抜きます。

8月3日のステージに立つ私は、今とは別人です。 その変化を、ぜひご自身の目で確かめてください。

この演奏会はゴールではなく、壮大な実験の始まりです。事務所という強力なプラットフォームを得たいま、私が目指すのはただ一つ。音楽で、人が心の底から「楽しい」と感じる場を、自分の手で一つでも多く生み出すこと。 そのための、最初の一歩を踏み出します。面白い展開になりそうです。

 

レポート執筆者:床次 佳浩 / Yoshihiro Tokonami
https://x.com/MrTokosmusiclab

編集:D-Lab AIチャンネル「D-Lab AI」
https://daigovideolab.jp/ai/landing
校閲:OpenAI「ChatGPT Pro」
https://openai.com/ja-JP/chatgpt/overview/