『ケニアまじ卍』HIUベーシックインカムレポート【7月】


堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)で5名のメンバーを対象にベーシックインカム実験がスタートした。毎月HIUより10万円が支給され、メンバーはその資金を自身のアクティブな活動の為に使っていく。どう使うかはメンバー次第。果たしてどうなっていくのか!? 毎月レポートを掲載。

現地の気象庁まじ卍

ようやくケニアに到着した。なんか色々ありすぎたので、今回は仕事の話を中心に書いて行こうかと思う。7月上旬にケニアの地方都市、ナクルという場所に行 き、農業灌漑省や気象庁の方とミーティングしてきたのだが、やはりどの部署も気 象に対する関心は高い。国民の8割は農業関連で生計を立てており、GDPの約3割を 占めるのだが、以前課題は多いため、気象を軸に生産性を向上させようとする試み はどこもウェルカムな雰囲気だった。特に気象庁の方はとても気さくで、ミーティ ング後に自身の管理する観測所に連れて行って頂き、施設の案内までして頂いた。

自動観測機器もあるのだが、マニュアルの観測機器も併設されていた。気象データの入力はマニュアルでも行っており、少し昔にタイムスリップしたかのよう な感覚だった。

因みに、ケニアには80箇所の自動観測所と、40箇所のマニュアルの観測所があるらしい。役所の人なので信じたいが、めっちゃアバウトに言っている場合もあるので、 後ほどネットでも確認したいと思う。

ケニアの学食まじ卍

次に、同じ地域にあるエルドレッド大学というところへ行き、ある教授とミー ティングをしてきた。11時からの予定だったのだが、講義があるとのことで13時まで待つことに。日本じゃあり得ないなと思いつつも、助手の方が教授の管理する圃 場を案内してくれることに。

肥料の研究をしているようで、54種類の肥料を同時に試し、どの肥料が一番効果が 高いか実験しているとのこと。

お魚(ナマズ、ティラピア)の生育の研究もしているそう。因みに、アフリカで食される魚にはナイルパーチやティラピアといった淡水魚が多い。

敷地内でラマと遭遇。紐はあるものの、どこにも繋がれていない。

約束の時間までまだ時間があったので、学食へ行くことに。

チャパティやマナグと言われる現地の野菜とキャベツをみじん切りにしたスープを 食したのだが、これで100円以下の値段。味もなかなか。しかも以外と腹が膨れたの で、満足だった。 因みに、その後教授とは無事お会いすることができ、データ共有とパイロット事業 協力の要請を快く引き受けて頂けた。

ケニアのスタートアップまじ卍

先日、Nairobi Garageというコワーキングスペースにお邪魔してきた。wefarmやFreshBoxといった、ケニアから世界へ挑戦しようとしているスタートアップの方とお 会いし、彼らの事業の説明をして頂き、とても刺激的な時間を過ごすことができた。

既に先行しているスタートアップは農業関連が多いのだが、気象の側面は持っ ていないので、共に協力しあえる面が沢山あるように思えた一日だった。

6月分収支
今月の収支詳細を以下に記します。
【収入】
▼ベーシックインカム[100,000円] 【支出】
▼HIU会費[10,800円] ▼大井戸塾会費[9,720円] ▼航空費[153,740円]

レポート執筆者:Yukihiro Ujiie

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HIU運営スタッフ

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